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中国ドラマ「安楽伝」感想〜もう少し深みが欲しかった

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安楽伝 安乐传 2023年 优酷

★★★★☆

ストーリーは複雑でありながらわかりやすく、テンポよく進みます。

一族の汚名をそそぐという復讐の面もありますが、ラブストーリーも色濃く描かれています。

三角関係(四角関係)でモヤモヤしたり、切なかったり、それぞれの人物の感情がきちんと伝わっていたので感情移入もでき、悲しかったり辛かったりと心を揺さぶられるドラマでした。

一難去ってまた一難の展開で飽きずに面白く見ましたが、少し引っ張り過ぎじゃないかなと思う面もあり、終盤は長かったなという印象でした。

安楽伝という題名の通り安楽=ヒロインが主役のドラマです。演じた迪丽热巴(ディリラバ)は私は苦手なタイプ。見た目がお人形のようで実感が湧かなくて・・。

でも今回は相手の領域にグイグイ入っていく感じの少し強引なキャラが似合っていたと思いますし、キレの良いアクションもお見事でした。

キャストとしては古装の龔俊(ゴン・ジュン)もとても魅力的だったし、劉宇寧(リウ・ユーニン)は役柄に合っていてとても良かったです。

ただこれだけの人気スターを集めたのだから、もう少し深みのあるものにして欲しかったなという気持ちも残りました。

ラブストーリーでありながら胸キュンシーンがあまり無いのも物足りなかったです。

画像:百度百科 youku

帝梓元(てい・しげん)/任安楽(じんあんらく)=迪丽热巴(ディリラバ)
韓燁(かん・よう)=龔俊(ゴン・ジュン)
洛銘西(らく・めいせい)=劉宇寧(リウ・ユーニン)

靖安侯・帝長寧が謀反の罪をきせられ、帝家には九族皆殺しの命が下る。

しかし、将来の皇太子妃と約束されていた帝家の娘・帝梓元は皇太子・韓燁に助けられ、斬首を免れてその身は幽閉となった。

10年後・・韓燁は許婚の梓元の幽閉を解き皇太子妃に迎えるために手柄を立てようと、海賊退治のため靖南へ向かった。

そこで韓燁は女海賊・任安楽に出会い求婚される。戸惑う韓燁に任安楽は嫁荷は3万の水軍だと告げる。

都に戻った韓燁は安楽の言ったことは一時の気の迷いだと片付けていたが、皇太子妃を選ぶ宴の場に安楽は颯爽と現れ、自分こそが皇太子妃だと名乗る。

あっという間に安楽のことは都中に知れ渡り注目の的となった。実は安楽は一族の復讐を近い10年経ってようやく都へ戻ってきた帝梓元だった。

「安楽伝」ドラマ公式サイト

以下ネタバレあります。

龔俊(ゴン・ジュン)の古装姿はステキでした。今回は皇太子という役どころでビシッとした好男子。

迪丽热巴(ディリラバ)は女海賊という役どころ。立ち姿もかっこよくアクションもさすがでした。

最後まで毎回楽しみでしたし面白く見ていたのですが、もう少し・・と思うところがいくつかあり、全体的に表面だけの浅いものに映りました。

1.帝梓元の抱える復讐心は本当に大きいものだと思うのです。思いもよらない罪で理不尽に一族皆殺しになり、軍の8万人?の命も奪われ、危機一髪で自分は生きながらえたけれど、この怒りや恨みは絶大なものでしょう。それがそれほど強烈には伝わってきませんでした。

笑顔の下に隠されていただろう恨みつらみが殆ど感じ取れませんでした。

2.皇太子・韓燁(かん・よう)の魅力が今ひとつ。

韓燁は帝梓元に一途でありながら、安楽に惹かれている自分にも気づいて戸惑います。彼の葛藤は可愛くもあって、長い事彼だけは安楽=梓元とは知らず可哀想でした。心は安楽でいっぱいなのに、皇太子としての責任感もあり、ともすれば自分のことより国のことを優先します。

すごく模範的な人過ぎて面白くないです。でも恐ろしく頑固でもあり、なんでこんなところで意地はってるの?と呆れる場面が多々ありました。

中心にいるのに印象が薄かったです。

そんな皇太子だったので、演じたのがゴン・ジュンだったので救われたという感じでした。因みに私はゴン・ジュンの手の指が美しすぎて見とれていました。

3.洛銘西(らく・めいせい)はもっと感情をあらわにして韓燁(かん・よう)ともバチバチ火花を散らしてほしかった。私の一推しはこの洛銘西です。

洛銘西が実に報われない人で気の毒すぎました。帝梓元の気持ちがよく分かる人だったし、余命幾ばくもないからこその立ち位置だろうけど、ここまで自分を抑えなくてもと思いました。

死の間際に彼は何を思ったのかと思うと涙が止まりませんでした。一人で死なせるなんて(たぶん)あんまりです。

地味な役のようで実にやりがいのある役、演じた劉宇寧(リウ・ユーニン)が描く悲恋過ぎる悲恋、儚さがともて良いです、印象的でした。実に雰囲気のある俳優です。

 

更にとっても中途半端だったのが、敵国の皇子・冷北(れいほく)。悪役なんだろうけど、悪になりきってないと言うか、本当はどうしたかったのかわからなかった。恋心もあやふやで・・。

こう見ていくとキャラ設定がイマイチなんでしょう。最後のハッピーエンドもなんだか嬉しくない・・。

少し期待しすぎた面もあると思いますが、とにかく残念さが残りました。

まぁ文句ばかりになってしまいましたが、古装のゴン・ジュンが見られますしリウ・ユーニンがすごく良い、他にも凛々しい公主・安寧や美形の役者さんたちを愛でるのも良しということで・・。

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。


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